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読書のはじまり

最近読書はしてますか?読書はしたいけれど、面白い本を探している時間はない。そんな人が、ここで読みたい本を見つけてくれたら嬉しいです

何度踏みつけられても「最後に笑う人」になる88の絶対法則

自伝・伝記

 

 

"そこに可能性が何パーセントあるとかないとか、ふざけるな。可能性というものは、常に100%だ。"

〜本書3ページより〜
 
 
「10度、20度、30度!スマイル!」
今や日本で知らない人はいないであろう男、スマイル党総裁マック赤坂
本書は彼が思いを叶え、幸せになる方法を説いた一冊だ。
 
 
 
第1章では彼の反骨精神に満ちた半生が語られる。驚くことに、ここでは一切スマイルの話は出てこないのだ!笑
本書を読んでいると最初は「あれ、なんかこれただの反骨心溢れる秀才の物語だぞ??」と思いはじめることだろう。
 
ところが、第2章に入るとお待ちかね、怒涛の勢いでマック赤坂のスマイル論が展開されていく。
ここが面白い。そして、意外にまともなことを言っている。
政見放送や街頭演説で見るマックさんは正直どうみても変人にしか見えない。
でも、本書を読むと彼には確固たる信念があって出馬しているということがわかる。
 
そして、その信念の核となっているのが、日本をスマイルでいっぱいにすること、である。
マックさんに言わせれば、みんながスマイルをすれば人生が上向きになり、日本から鬱病や自殺者が消える、らしい。
この話、そこそこ説得力がある。
嘘でしょ!?と思う人、騙されたと思って是非本書第2章、第3章あたりを読んでみて欲しい。
 
大切なのは、マックさんはただ笑えばいい、と言っているわけではなく、心からの笑顔を表情にだそう、と言っていることだ。
つまり何が言いたいかというと、日本人の得意な愛想笑いや作り笑いはスマイルとは全く別物だということである。
これらの笑いはかえって逆効果だから、やらないほうがいい、らしい。
 
確かに日本人には愛想笑い、作り笑いをする人が外国人に比べてかなり多いなぁとは思う。
そして、今の日本には先行きの見えない暗い雰囲気が漂っている。
マックさんのいうことも、あながち間違っていないかもしれない。
 
"外国で信用されるのは、"英語の達者な日本人"ではない。スマイルのできる、心の開いた日本人だ"
〜本書135ページより〜
 
 
ちなみに本書は、マックさんがなぜ小さい選挙には出馬せず、都知事選、衆院選といった規模の大きい選挙にしか出馬しないのか、というマック赤坂を知っている人ならかなりの人が疑問に思っているであろう部分についても答えてくれている。
この理由は奇抜なパフォーマンスで政見放送を沸かせるマックさんらしいものだった。
 
 
本書は単純に読み物としてもよく練られていると思う。さすが京大卒、元伊藤忠のエリートである。
 
 
 
★こんな人に読んで欲しい
 
マック赤坂を変人だと思っている人
マック赤坂に興味がある人
 
正直僕は、都知事選や衆院選に毎度のように出馬し、泡沫候補(本人はこの呼び方が嫌いだそうだ)と呼ばれては消えていくマックさんのことを、金持ちの変人が趣味で選挙をやっているのだと思っていた。
マックさんのことを僕と同じように思っている人もいるだろう。
 
そんな人にこそ本書を手に取ってほしい。マックさんは本気で日本の未来を考えて出馬していたのだ。
 
”「泡沫」呼ばわりされると、どんなに真っ当な政策を掲げていても、世間はまともに聞いてくれなくなる。有権者にメッセージを届ける機会を、メディア側で封殺されては、たまったものではない。”
~本書150ページより~
 
マックさんの信念を知ることと、マックさんに投票するかはまた別だと思うので、気楽に読んでもらえれば楽しいのではないだろうか。
いいことをいっている部分もあるが、この人何言ってんだ?って部分もあるので。


毎度のように出馬するマックさんの信念を知っておけば、彼の選挙運動がまた違った形に見えてきて面白いかもしれない。